令和3年度 第 1 次試験問題 企業経営理論 第八問 解答と解説

解答

 

1.

 

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解説

 

エフェクチュエーションについてです。

一度、書籍を見てみるのもよいです。なかなか面白いです。

ざっくりいうと、結果からではなく、今何ができるかから問いかけるところから始めようというやり方であります。以下の原則から構成されます。

  • 許容可能な損失の原則:致命的にならない損失を予め決めておくこと。
  • クレイジーキルトの原則:自分の関与者との関係を築く。
  • 手中の鳥の原則:もとから自分が持つリソースの活用
  • 飛行機の中のパイロットの原則:変わりゆく状況を監視して臨機応変に対応
  • レモネードの原則:予測不可能なものを機械に捉え、不確実性をてこに。

 

1.許容可能な損失(affordable loss)の原則とは、創業後に事業を継続するかどうかを判断する際に、事前に設定した許容可能な損失の上限に達したという理由で、事業を途中でやめないということである。

全然違いますね。

2.クレイジーキルト(crazy-quilt)の原則とは、起業活動に必要な自分以外との関係性をあらかじめ作成した設計図に基づいてつくるのではなく、起業後に自分を取り巻く関与者と交渉しながら関係性を構築していくことである。

合っています。

3.手中の鳥(bird in hand)の原則とは、もともと自分が持っているリソースを使って行うことである。具体的には自分が何者であるか、自分は誰を知っているか、そして自分は何を知っているのかを認識して、それらを活用することから始めることである。

合っています。

4.飛行機の中のパイロット(pilot in the plane)の原則とは、予測できないことを避けようとするのではなく、予測できないことのうち自分自身でコントロール可能な側面に焦点を合わせ、自らの力と才覚を頼って生き残りを図ることである。

ちょっと文章が難しいですが、合っています。

ポイントとしては、予測できないことを避けるのではなくて、パイロットと同じように状況変化を監視して制御可能にすることです。

5.レモネード(lemonade)の原則とは、予測できないことを前向きに捉え、不確実性を梃子のように利用しようとすることである。

合っています。

 

よって、1が不適切で正解になります。