設問1:3.
設問2:1.
会話問題となっていますが、結局のところ適用条件です。今回は、①経営セーフティ共済についてですね。
経営セーフティ共済のホームページから、加入資格を確認しましょう。
経営セーフティ共済には、継続して1年以上事業を行っている中小企業者で、以下の加入要件に該当する場合に、ご加入いただけます。
こんな感じになっています。
よって、3が正解になります。
設問2は以下の説明の②についての問いです。
「経営セーフティ共済は、取引先企業の倒産による連鎖倒産を防止するため、②共済金の貸付けを受けることができる制度です。」
特徴は以下のようになっています。
解答を見ていきましょう。
1.共済金の貸付けに当たっては、担保・保証人は必要ありません。
その通りです。必要ありません。これが正解です。
2.共済金の貸付けは無利子ですが、貸付けを受けた共済金の 20 分の 1 に相当する額が積み立てた掛金総額から控除されます。
そんなことはありません。誤りです。
3.償還期間は貸付け額に応じて 10 年~15 年の毎月均等償還です。
『掛金月額は、5,000円から20万円までの範囲(5,000 円単位)で自由に選択できます。掛金は掛金総額が800万円に達するまで積み立てることができます』
となっており、誤りです。
4.取引先企業が倒産し、売掛金や受取手形などの回収が困難となった場合、この回収困難額と、積み立てた掛金総額の 5 倍のいずれか少ない額の貸付けを受けることができます。貸付限度額は 5,000 万円です。
『共済金貸付額の上限は「回収困難となった売掛金債権等の額」か「納付された掛金総額の10倍(最高8,000万円)」の、いずれか少ないほうの金額となります。』とあります。よって、誤りです。
以上より、1が正解となっています。