令和 4 年度 第 1 次試験問題 中小企業経営・中小企業政策 第十五問 解答と解説

解答

 

設問1:1.

設問2:2. 

 

解説

小規模企業が考える自社の経営課題についてです。

2021年の白書に掲載されています。 

中小企業庁:2021年版「小規模企業白書」 第2節 感染症流行下における小規模事業者の課題と商工会・商工会議所の支援

ちなみに、2020年の白書にも似たようなのが掲載されているので、参考までにリンクを掲載しておきましょう。

中小企業庁:2020年版「小規模企業白書」 第3部第2章第2節 課題解決に向けた経営相談

 

 

設問 1

 

さて問題は、以下のa~cです。

a:「営業・販路開拓(営業力・販売力の維持強化、新規顧客・販路の開拓)」
b:「人材の確保・育成、働き方の改善」
c:「生産・製造(設備増強、設備更新、設備廃棄)」

 多い順に並べると、

a - b - c とそのままの並びです。

よって、解答は1となります。

 

設問 2

 

 設問2では、ブランド化についてです。以下の2021年版の小規模企業白書に掲載があります。

中小企業庁:2021年版「小規模企業白書」 第3節 自社又は商品・サービス・技術のブランド化

第2-2-37図、業種別、顧客属性別に小規模事業者のブランド化に対する自己評価

問題を見てみると、、

業種別では [   A   ] 、顧客属性別では [   B   ] の方が、「ブランド化できている」とする回答企業割合が高い。

 

業種別では圧倒的に製造業の方がブランド化できているという回答になっています。そして、顧客属性別では、どちらの業種でも、BtoC型の方がブランド化ができていると解答されていますね。

というわけで、Aが製造業、BがBtoCということになり、2が正解となります。