解答
1.
解説
トラック積載率改善のための経路改善です。ひとつずつ分析していきましょう。
1)
A -> C -> A
B -> C -> B
別のトラックを使っているということで、それぞれの経路の半分が空車で走っているわけですね。で、実車部分も50%未満だと言っているので、こういうときは具体的な値をはめておきましょう。A->C, B->Cどちらも40%とします。
A -> C -> A : 40% -> 0%
B -> C -> B : 40% -> 0%
となって、積載率は全体で20%となります。
2)
さて、案aでは、経路が変わりました。
A->B->A
B->C->B
となります。1台目のトラックは、Aの納品物をまずはBに集めるようにしています。BからCにはAの納品物もまとめて送るわけですね。
A->B->A:40% -> 0%
B->C->B:80% -> 0%
となりますね。よって、平均で30%となり、最初よりも改善されていることが分かります。
3)
最後は使用するトラックが1台になり、A -> B -> Cと巡るやり方です。
A -> B -> C -> A
となりますね。それでは積載率はどうなるでしょうか。
A -> B -> C -> A :40% -> 80% -> 0%
平均40%となり、こちらも最初のやり方よりも改善していることが分かります。
以上より、どちらの案も改善しているということで、正解は1です。