Comfortable は快適なという形容詞で、これはよく日常会話でも使用する用語です。
I'm comfortable. 快適です。
とか、室温や気候とか使いやすい言葉です。では、その派生として動詞があるのをご存じでしょうか?それが、Comfortです。どういう意味になるでしょう?分かりやすい意味で、楽にするとか快適にするとかの意味もありますが、一番は、他動詞で「~を慰める。元気づける」です。
気を楽にさせるとかから、慰めるという意味になっていったのでしょう。
She comforted me because my TOEIC score was too low.
彼女は、私のTOEICのスコアがとても低かったため、私を慰めた。(元気づけた)
ここに快適にさせたとかにすると、意味がよく分からないことになってしまいます。この違いはTOEICでも出ることがあります。
Comfortable が副詞に派生すると、Comfortablyとなります。「気持ちよく」とか「快適に」とか訳すことができます。そこから、「気楽に」というニュアンスで使われることもあります。
I can work comfortably everyday. 毎日快適に働ける。
Let’s go comfortably. 気楽に(ゆったりと)行きましょう。
特に、動詞の慰めるという、意味での使われ方など、狙われやすいので覚えておくことにしましょう。TOEICにも頻出します。
Open は、誰もが知っているように開けるだ。箱を開ける。扉を開ける。店を開くなどもOpenが使われる。これ自体は誰も間違えることは無いと思うが、意外と知られていないのが、「空き」という使い方だ。よく就職口に空きがある、欠員がでているなどの意味で、Openが使われる。
The seat is still open. その席はまだ空いている。
さらに、opening は、名詞として、「空地」とか「空所」「空席」のような意味で使われることもあるので、開くことというような動名詞と勘違いしないことも重要だ。
An opening in the forest. 森の中の空き地。(開けたところという意味で使われる)
まずParticular という単語は、耳にしたことがあると思う。意味はよく分からないんだよね。一番は、「特定の」とか?「固有の」とかになるかなと思う。
This phenomenon is seen in a particular environment.
この現象は、特定の環境下において見られます。
しかし、このParticularは名詞でも使われることがあるので注意が必要です。「詳細」という意味で使用されます。
Particulars of the results are writen in the document.
その結果の詳細は、そのドキュメントに記載されています。
さて、Particularは派生形も重要です。Particularlyは想像がつきやすいと思いますが、「特に」という副詞として使われます。
This painting was particularly impressive to me.
この絵画が特に印象に残りました。
また、名詞形の派生として、Particularity というものもあります。これは特殊性というように訳されます。Particularの名詞形「詳細」との区別も重要です。
Particularity of the television is low electricity bill.
そのテレビの特殊性は、電気代の安さだ。
というように、Particularは、よく聞くわりに、意味がぼやけて覚えていたり、派生もいくつもあって、実にTOEICで狙われやすい単語です。これを機にしっかり覚えておきましょう。