今日勉強するのは、Agreeです。変化形が意味がやや変化があるので、TOEICでも問題として出てきやすいです。まずはAgreeでどういう意味でしょう?すぐに「同意する」っていう動詞の意味が思いつくと思います。まずは動詞から学びましょう。基本的に、動詞 Agreeは同意するという意味さえおさえておけば良いでしょう。ただし、誰かの意見に同意するなどという意味で使用する「同意する」は、自動詞になります。
I quite agreed. 私は完全に同意した。
というように、人に同意するといった意味では、後ろに目的語はつきません。そのような場合には、以下のように前置詞withを付けてあげます。
I agree with you. 私はあたなたに同意します。
さらに、誰かの意見に同意と言う場合はtoを用いることが多いようです。
I agreed to your proposal. あなたの提案に同意した。
さて他動詞の場合、~することに同意するという意味で、to 不定詞が使われたり、~が~であることに同意するという意味で、that 節が使われたりします。
I agreed to speak English. 私は、英語を話すことに同意した。
I agreed that I study English. 私は、英語を勉強することに同意した。
その他、価格などに「合意」するという意図で他動詞を構成します。
I agreed the price. 私はその価格に合意した。
動詞のAgreeはAgreeableという形容詞があるが、Agreeが形容詞に変わると、ちょっとした意味の変化が起こる。単純に意味を言うと、同意できる、合意可能なであるが、これが少し変化して、快いとか、心地よいとか、気持ちがいいという意味に変化するのだ。
「同意できる」→ 「いい感じだ」 →「快い」「心地よい」「気持ちいい」
いや、なんでそう変化していったんだろうと、少し同意はできないけど、こう変化して、やっぱりこのような変化はTOEICでは狙われやすい。TOEICの中でも、この心地よいなんかは、よく天気とかの心地よいに使用される。
Hokkaido is very agreeable year round. 北海道は一年中とっても快適だ。
agree/agreement/agreeable なんてのが選択肢に並ぶのを見たら、まずはagreeableを疑ってみると良い。
そしてその延長で、agreeable(形容詞)の副詞版が、agreably(副詞)だ。文章で見るとなんて訳せば良いか悩んでしまう。「快く」、「心地よく」、「気持ちよく」ということになるわけではあるが、
The dish smelled agreeably. :お皿から良い匂いがした。
The time with you passed very agreeably. :あなたとの時間が心地よく過ぎていった。
She felt agreeably. :彼女は快く感じた。
最後に、agreement は名詞形の変化だが、素直に同意や合意、ちょっと派生して、契約や取り決めといった意味になる。しかし、それは分かりやすい派生なので、全然大丈夫でしょう。
We reached an agreement. 我々は合意に達した。
- Agreeの動詞の使い方、自動詞・他動詞それぞれどのように使うか覚えておく。
- Agreeable (形容詞)の意味の変化は要注意。ついでに、Agreeably もしっかり覚えておく。