令和3年度 第 1 次試験問題 経営情報システム 第七問 解答と解説

解答

 

1.

 

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解説

 

クラウドまわりの知識問題ですね。問題文から見ていきましょう。

a クラウドコンピューティングは、インターネットなどを介してコンピュータの資源をサービスの形で利用者に提供するコンピューティングの形態である。

はい。まさに、その通りです。

 

b パブリッククラウドと違いプライベートクラウドの場合には、自社の建物内でサーバや回線などの設備を構築・運用する必要がある。

 やや迷う場合もあるのではとも思います。プライベートクラウドは、社内など限定的な範囲にのみ公開するクラウドサービスです。自社の建物内でサーバ回線などの設備を構築することは必須ではありません。

 

c エッジコンピューティングは、デバイスの近くにコンピュータを配置することによって、回線への負荷を低減させ、リアルタイム性を向上させることができる。

 エッジコンピューティングとは、プライベートエリアに存在するデバイス類を外部とつなぐために、デバイスの近くにコンピュータ配置し外部との円滑なコミュニケーションをするための仕組みです。

昔からある技術ではありますが、昨今では、クラウド側の世界とプライベートエリアをつなぐ役割など、その意味合いは広くなってきています。

説明は正しいです。

 

d エッジコンピューティングを導入することによって IaaS の環境を実現できる。

IaaS = Infrastracture as a Service で、インフラをサービスとして提供する環境です。エッジコンピューティングを導入してもどうにもなりません。

 

e クラウドコンピューティングとエッジコンピューティングは、併存させることはできない。

上記のように、併存させることが可能です。

 

aとcが正しいです。

よって、1が正解です。