令和3年度 第 1 次試験問題 経営情報システム 第五問 解答と解説

解答

 

3.

 

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解説

 

いわゆるOSS (Open Source Software) の話ですね。

ちょっと難しい知識問題です。有名なOSS、公開されているアプリケーションなどの知識を持っておきましょう。

 

ソースコードが無償で公開されている [   A   ] を用いることでコストの削減が期待できる。このようなソフトウェアの代表的なライセンス条件に、BSD Licenseや [   B   ] がある。

A には、そのままOSSが入ります。

Bは、意味まで詳しく知らないと、ちょっと難しいですかね。選択肢のGNU Gneral Public License も、MIT License もオープンソースライセンスのひとつです。

ここだけでは判断できないので、後半を見ていきましょう。

MySQL は [   B   ] で利用可能なデータベース管理システムの 1 つである。また、 [   A   ] である統合開発環境の [   C   ] を用いれば、Web アプリケーションを構築することができる。

MITとGNU General Public Licenseの違いはソースコードを改変した場合に、コードを公開する/しないの決まりです。MITは公開する必要がありません。

MySQLはどっち?いや、知らないよって場合がほとんどだと思います。MySQLはデュアルライセンスモデルを採用しており、GPLか商用ライセンスを選択することが可能です。いや、これは割とキツイ問題じゃないでしょうか。

Cはちょっと引っ掛けになっています。Apacheは有名な、Webアプリケーションソフトウェアです。うっかり、Apacheを選んでしまいそうです。

しかし、よく見ると、統合開発環境のとあります。Apacheは統合開発環境ではありません。正解はもうひとつのEclipseで、これは主にJavaの統合開発環境のソフトウェアです。

以上から、3が正解となります。