3.
チェーン小売業の物流センターの機能に関する記述として、最も適切なものはどれか。
物流センター関連の問題です。頻出なのでしっかり覚えましょう。
1.仕入先から物流センターへの納品頻度は、在庫型物流センターよりも通過型物流センターを利用する方が少なくしやすい。
ちょっと悩むところですね。納品頻度は直接的には在庫型か通貨型が影響するとは言い切れません。しかしながら、在庫型物流センターの方が、在庫をストックできるので、納品頻度が下がることがあると言えます。
いずれにしても誤りです。
2.通過型物流センターには、各仕入先からの納品に対する店舗での荷受作業を集約する機能はない。
いわゆるピッキング作業ですが、通貨型物流センターであっても、センター側でピッキングすることがあります。よって誤りです。
3.店舗での発注から納品までのリードタイムは、通過型物流センターよりも在庫型物流センターを利用する方が短くしやすい。
リードタイムは当然、センターに在庫がある在庫型物流センターが短くなりやすいです。正しいです。
4.物流センターから店舗へ多頻度小口配送を推進すると、店舗の平均在庫量は増加する。
小口配送というだけあって、最低限の在庫量にして、多頻度発注するわけです。そのため、店舗の平均在庫量は減少します。
5.物流センターから店舗へのカテゴリー納品を行うと、店舗への納品回数は多くなる。
同種のものを、一緒に納品することで、店舗は陳列などが楽になります。
なんか一緒に納品というと、納品回数が少なくなる?と思われますが、そうとは言い切れません。誤りです。
以上より3が正解です。