解答
3.
解説
生産される製品の品種数・生産量に応じて、適切な工場レイアウトのタイプは異なってくる。下図は、品種数と生産量の多少に対応する工場レイアウトのタイプを示したものである。
向上レイアウトについてです。
この図の空欄A~Dに入る工場レイアウトのタイプの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
これも知識問題で、覚えておくしかないところではあります。
レイアウトの種類はたった3種類ですので覚えやすいです。
- 製品固定型レイアウト
- 製品別レイアウト
- グループ別レイアウト
- 工程別レイアウト(機能別レイアウト)
イメージを持っておくのが重要で、製品別っていうのが、製品ごとにレイアウトをカスタマイズするので、ほかの製品には流用できなさそうだなーっていうのがイメージできるかと思います。さらに、工程別だと、汎用的に工程ごとにレイアウトを決めて、製品によらずレイアウトを流用できそうですね。そして、グループ別は、最も典型的な組み合わせを分析してレイアウトを決めるので、その中間に汎用性は高そうです。
おっと、製品固定型レイアウトを忘れていました。特に大型の製品、たとえば船舶とか、それを専門的に作る場合、製品自体が固定的に動かすことができないため、製品を固定的にしたレイアウトが必要です。その場合、製品固定型レイアウトが採用されます。製品別レイアウトの強化版と考えても良いかと思います。
以上より、以下のようになります。
少品種少量生産 ➡ 製品固定型レイアウト
少品種大量生産 ➡ 製品別レイアウト
中間 ➡ グループ別レイアウト
多品種少量生産 ➡ 工程別レイアウト
よって、3が正解となります。