令和3年度 第 1 次試験問題 財務・会計 第二十二問 設問2 解答と解説

解答

 

4.

 

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解説

 

そのまま設問2を見ていきましょう。知識的なところで、前問を参考にしましょう。

令和3年度 第 1 次試験問題 財務・会計 第二十二問 設問1 解答と解説 - Nのビジネスブログ (hatenablog.com)

類似の企業ということで、マーケットアプローチについての記述のようですね。

これらとは異なるアプローチとして、類似の企業の評価尺度を利用して評価対象企業を相対的に評価する方法がある。利用される評価尺度は [   C   ] と総称され、例としては株価と 1 株当たり純利益の相対的な比率を示す [   D   ] や、株価と 1 株当たり純資産の相対的な比率を示す [   E   ] がある。

さて、マーケットアプローチの中でも、マルチプル法のようですね。評価尺度は、株価倍率(マルチプル)が尺度となります。代表的なものは、以下のようなものがありましたね。

  • PSR:株価売上高倍率。時価総額を売上で割った値。
  • PER:株価収益率。株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍か。
  • PBR:株価純資産倍率。1株当たりに、純資産の何倍の値段か。

よって、DがPER、EがPBRになります。

以上より、正解は4となります。