3.
資金管理についてですが、最低限金残高を下回らないように、管理するような問題はよく見かけます。計算の考え方もそこまで難しません。今回は、「当月中現金残高が 300,000 円を下回らないようにするものとする」となっています。
9 月
1 日 月初の現金有高は 400,000 円である。
とりあえず、残金は400,000円ですと。
6 日 売掛金 300,000 円を現金で回収する。
売掛金が300,000円回収しました。ということで、現金が増えて、700,000円となりました。
12 日 備品 1,200,000 円を購入し、代金のうち半額は現金で支払い、残額は翌月15 日に支払う。
1,200,000円を購入しましたが、半額を現金、残額は翌日払いとなります。ということは、600,000円の現金が当月では減ります。よって、700,000-600,000で、残金は100,000円となります。
お、すでに300,000円を下回ってしまいました。差額は、200,000円ですね。
21 日 商品を 1,400,000 円で販売する。代金は掛けとし、回収は翌月 20 日とする。
商品を、1,400,000円で販売しました。代金は掛けとしたので、現金のプラスにはなりません。
25 日 給料その他の費用 500,000 円を現金で支払う。
最後に、500,000円を現金で支払っています。現金が500,000が減りました。よって、現金は-400,000円となりました。300,000円との差額は700,000円となります。
よって、正解は700,000円となり、3となります。