解答
３．
解説
所得が上がって、イタリアンレストランの回数が増えたという話ですね。
上級財とは、所得が増えると購入が増えていく財です。下級材とはその逆で所得が増えると購入が減っていく財です。
１．Ａさんにとって、学食とイタリアンレストランの消費は両方ともプラスであるので、ともに上級財である。
所得により学食の回数は減っているので、学食は下級材となります。
２．Ａさんにとって、学食とイタリアンレストランは補完財である。
補完財は、セットで効用があるものでした。これはどちらかというと代替される財ですので、補完財ではありません。誤りです。
３．Ａさんにとって、学食の消費は減り、イタリアンレストランの消費は増えたので、学食は下級財であり、イタリアンレストランは上級財である。
その通りですね。
４．Ａさんにとって、学食は必需品であり、イタリアンレストランは奢侈品であ
る。
必需品は、所得によらずある一定量から消費が減らないものです。所得の増加により学食の消費は減っていますので、必需品ではありません。
奢侈品は上級財のひとつです。イタリアンレストランが奢侈品というのはその通りです。
５．Ａさんにとって、学食もイタリアンレストランも必需品である。
４と同様で、誤りです。
