設問1:4.
設問2:5.
デジタル化推進に関してです。
「中小企業のデジタル化に関する調査」に関してですが、結構きついんじゃないでしょうか。単純に暗記していただけでは、答えられなかったかもしれません。
まず参考になるのが、2022年版「中小企業白書」です。
中小企業庁:2022年版「中小企業白書」 第2節 中小企業におけるデジタル化とデータ利活用
まず、ここに導入目的を軸に導入されるITツール・システムの一覧が示されています。
この中のITツール・システムと突き合わせていく必要があります。
さて、「人事」とは勤怠管理・給与計算、人事労務管理システムなどを指す、とあるので、これは(2)バックオフィスのことでしょう。
「販売促進・取引管理」 は、正確には、掲載はありませんが、(3)セールスでしょう。「業務自動化」が一番難しいところですが、これは(4)サプライチェーンになります。
そして導入率(全産業)を見て、導入率が高いものから並べていくと以下になります。
- バックオフィス:66.6%
- コミュニケーション:61%
- セールス:40.5%
- サプライチェーン:28.4%
つまり順序は、「人事」-「販売促進・取引管理」-「業務自動化」
ということになります。答えは4となります。
設問2は「デジタル化推進に向けた課題(全産業)について」ですね。
これは、そのまま以下に掲載されています。
中小企業庁:2021年版「中小企業白書」 第3節 中小企業のデジタル化推進に向けた課題
第2-2-35図
問題から、「アナログな文化・価値観が定着している」、「組織の IT リテラシーが不足している」、「資金不足」を、C - A -B の順序になるようにすればよいので。
C -> 「アナログな文化・価値観が定着している」
A -> 「組織の IT リテラシーが不足している」
B -> 「資金不足」
になりますね。ということで、5が正解となります。