令和 4 年度 第 1 次試験問題 中小企業経営・中小企業政策 第八問 解答と解説

解答

 

設問1:2.

設問2:3. 

 

解説

 

2022年度 中小企業白書

中小企業庁:2022年版「中小企業白書」 第2節 中小企業・小規模事業者の現状

まず、直接投資企業割合についてが、第1-1-42図

次に、直接輸出企業割合については、第1-1-40図

にグラフが出ていますされています。
 
設問 1

問題を見ていきましょう。

 
まず、中小企業の直接投資企業割合は、2018年までは、だいたい増加傾向にあるようですね。2018年からちょっと減少しているようですが。よって、Aは増加が入ります。

そして、次に直接輸出企業割合も2017年まではおおよそ上昇傾向にあるようです。ということで、Bにも増加が入ります。

最後に、直接投資企業割合と直接輸出企業割合の差ですが、直接投資企業割合が9%~16%でしょうか。そして、直接輸出企業割合は、16~22くらいでしょうか。つまり、直接輸出企業割合が常に上回っています。つまり、Cは下回っているが入ります。
 
よって、A増加、B増加、C下回っているで、正解は2です。
 
 
 
設問 2

次は、同じグラフ内で、中小企業と大企業の差分です。まあ、見て分かるように、どちらの割合も常に大企業が上回っているのが分かりますね。問題は直接輸出企業割合の話ですので、まずはDが「上回っている」が入ります。Eは格差についてですが、最初から考えるとかなり縮小きているのが分かります。よって、Eには「縮小傾向にある」が入ります。

 

D「上回っている」、E「縮小傾向にある」で、3が正解です。