令和 4 年度 第 1 次試験問題 経営情報システム 第六問 解答と解説

解答

 

全員正解.

 

解説

相対パスについてですね。ファイル位置を示すパスの表し方は大きく、相対パス絶対パスがあります。絶対パスは、C:\AAA\BBB というような感じで、トップディレクトリ(この場合は、ドライブ)から、ファイルの位置を表したものになります。この場合、自分がどこにフォルダにいたとしても、場所は特定ができます。

対して、相対パスは、自分自身(あるいは任意の位置)からの、相対的なパスとして表されます。その際、"../"で、ひとつ上のパスっていう風に表されますね。

 

この問題全員正解になったようですね。

 

1.親ディレクトリから対象ファイルに至るパスである。

ディレクトリから、対象ファイルに至るパスってのは、例えば、"20230212\aaa.txt" とかな感じで、ある程度、パスが分かっていて、その下に複数の似たような名前のフォルダにファイルがまとめられている場合によくこういう表し方をしますね。が、相対パスとは言わないです。

けど、親ディレクトリからの「相対パス」と言えるような気が・・・。

 

2.仮想ディレクトリから対象ファイルに至るパスである。

仮想ディレクトリ構成を使用する場合に、パスを表すことがありますが、相対パスとは言わないです。 

これも、仮想ディレクトリからの相対パスと言える気が・・・。

 

3.カレントディレクトから対象ファイルに至るパスである。

まさにこれが相対パスですね。これは間違いなく正しいです。 

 

4.ホームディレクトリから対象ファイルに至るパスである。

あまり意識することは無いでしょうが、ユーザごとにデフォルトとなる、ホームディレクトリは決まっています。Windowsだと、コマンドプロンプトを開いた時のディレクトリがそれに当たります。そのからのファイルパスなのです。

これも、ホームディレクトリからの相対パスって通りそう。

 

5.ルートディレクトリから対象ファイルに至るパスである。

ルートディレクトリからのパスは、絶対パスですね。

 

 

まあ3が正解という意図だったんでしょうけど、視点によっては、微妙な問題となったので、全員正解にしたのでしょう。