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GS1 商品識別コードの話が続きます。 GS1 アプリケーション識別子(AI)についてです。アプリケーション識別子は、問題文にもありますが、「製造年月日」や「品質保持期限日」など、付加情報を表したいという要求から生まれた規格です。
GS1 アプリケーション識別子(AI)は、データ内容や、データの長さ、データを表現する文字種別などを表現するためのものです。データは可変長で表すことができるようになっており、そのデータ表現も数値以外でも表現ができるようになります。
アプリケーション識別子を使用できるバーコードシンボルは、GS1 DataBar Expanded、GS1 DataBar 合成シンボル、GS1-128、GS1 QRコード、GS1 DataMatrix
これ以降は、問題文にて説明をしていきます。
1.AI で規定されている情報項目では、固定長のデータのみ扱うことが可能である。
AIで規定される情報は可変長に対応しています。誤りです。
2.AI で表現できる情報項目では、漢字・かなといった特定の言語に依存するテキストデータでも使用可能である。
AIでは、漢字・かなというように特定言語に依存するテキストデータは使用できません。誤りです。
3.AI は GS1 が定めたグローバル標準であるため、国内に限らず、輸出入など海外との取引においてもそのまま利用可能である。
まさに説明のとおりです。GS1が定めている国際標準化された規格であるため、国内・国外そのまま利用可能です。これが正解です。
4.AI は GS1 データマトリックスで利用可能であるが、GS1 QR コードでは利用できない。
AIは、GS1 DataBar Expanded、GS1 DataBar 合成シンボル、GS1-128、GS1 QRコード、GS1 DataMatrixで利用可能です。よって、誤りです。
5.属性情報の AI の番号は、昇順に設定しなければ認識されない。
昇順で設定される必要はありません。どのような順番でも認識することが可能であり、拡張性が高いです。よって、誤りです。
以上より、3が正解です。