問題
問題文
労働基準法における災害補償又は労働者災害補償保険法の定めに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解答群
- 業務上負傷し労働者災害補償保険法に基づく休業補償給付を受ける労働者に対しては、使用者は、休業の初日から労働基準法第 76 条の規定による休業補償を行う必要がない。
- 労働基準法第 75 条第 2 項において厚生労働省令で定めることとされた業務上の疾病には、細菌、ウイルス等の病原体による疾病の一つとして、「患者の診療若しくは看護の業務、介護の業務又は研究その他の目的で病原体を取り扱う業務による伝染性疾患」がある。
- 労働者が、通勤の経路を逸脱している間に負傷した場合でも、当該逸脱が日用品の購入のために行う最小限度のものであれば、通勤災害として労働者災害補償保険法に基づく保険給付が行われる。
- 労働者災害補償保険法に基づく障害補償給付に関する障害等級は、重い方から第 1 級から第 14 級まで定められており、障害等級第 1 級から第 7 級までに該当する場合には障害補償一時金が支給され、障害等級第 8 級から第 14 級に該当する場合には障害補償年金が支給される。