4.
サステナブル成長率?とは全く聞き覚えの無い単語です。きっと昨今現れた単語な気がします。日本語で言うと持続可能成長率ですかね。一応、Wikiにも登録がありました。
企業価値評価に使用することのある指標の一つで、企業が安定的に成長する場合に達成が期待される理論上の成長率。内部成長率。サステイナブル成長率とも呼ばれる。
「持続可能成長率」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2020年2月25日 (火) 10:53 UTC、
URL: 持続可能成長率 - Wikipedia
安定的にというのがポイントなんでしょうか。問題文には括弧書きで、「内部留保のみを事業に投資した場合の純資産の成長率」となっています。この説明も、僕にはよくわからないものでした。
いろいろ調べてると、内部留保は会計上の正規な用語ではないとか、出てきます。なんにせよ、どうやら内部留保とは「利益剰余金」とほぼ等しい意味のようだということは分かりました。
つまり、利益剰余金、ざっくり言うなら、余った利益だけを使って事業に投資した場合にどんだけ成長するのかってことですね。つまり、赤字になるリスクはゼロってことです。
さて、ということは、まずは「内部留保(=利益剰余金)」がいくらなのか、表から求めないといけないですね。
さて、「内部留保(=利益剰余金)」とは、細かい話はここでは置いておくと、当期純利益から、配当金が差し引かれた後の金額になります。つまり、ここでは120万円ということになりますね。その後、この120万円という金額は、利益剰余金として純資産の部に記入されます。つまり、成長率は、120 / 1000 ということになりますので、12%ということになります。
答えは、4です。