令和3年度 第 1 次試験問題 経営法務 第五問 解答と解説

解答

 

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解説

下表は、不当景品類及び不当表示防止法(以下「景表法」という。)に基づく懸賞による景品類の提供に関する景品類の限度額をまとめたものである。空欄AとBに入る数値の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)についてです。景品表示法とは、消費者が自主的かつ合理的に良い商品、サービスを選ぶことができるため、不当表示を禁止する法律です。

その中に景品類の制限に関するものがあります。景品には一般懸賞と共同懸賞があります。一般懸賞っていうのは、何か商品買うと抽選で当たるみたいな感じのやつで、共同懸賞ってのは、百貨店とか商店街とかで多人数が参加する懸賞です。

以下にそれぞれ概要がまとまっているので見ておきましょう。 

https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/premium_regulation/

 

共同懸賞の場合、取引価額にかかわらず30万円までとなります。そして、検証に係る売り上げ予定総額の3%に制限されます。

一般懸賞の場合は、取引価額が5000円未満の場合とそれ以上に分かれており、5000円未満の場合は取引価額の20倍、つまりは10万円未満ってことですね。で、5000円以上の場合は、その限度は10万円までとなります。

さらに懸賞に係る売り上げ予定総額の2%となります。

よって、30と2が入ります。完全に知識問題です。

 

答えは1となります。